明山窯ブログ

2014.11.21
工場レポート【土練】

今回は、毎日欠かせない土練りからレポートです!

 

粘土は、信楽の土屋さんからやってきます。

明山窯では日々沢山の焼物が生み出されていますので、扱う粘土も大量。それらは成形に入る前にすべて土練機(どれんき)で練ります。

 

切り分けた土の塊を土練機へ押し込みます。

切り分けた土の塊を土練機へ押し込みます。

 

土練りをすることで、粘土の硬さを均一にし、土に含まれる空気を押し出し、粘土の状態を整えています。

これを怠ると、窯の中でヒビが入ったり割れてしまったり。大事な工程なのです。

 

機械の中で練られた土がせり出します。 糸で素早く切り取ります。

機械の中で練られた土がせり出します。
糸で素早く切り取ります。

 

練られた粘土。 次々と積み上がっていきます。

練られた粘土。
次々と積み上がっていきます。

 

これを二回繰り返すとのこと。

 

次の動作に移りつつも、投入口から目を離さない。

次の動作に移りつつも、投入口から目を離さないトミエさん。

 

機械の扱いで気を付けていることはなんですか?

「この口(投入口)に手を入れないこと。とても気を付けている」

巻き込まれたら軽傷では済まないそうです……。

 

 

職人たちと一緒に、日々働いている様々な機械たち。

今日も 工場の隅々まで、それらの動く音が鳴り続いております。

 

 

以上、土練りからレポートでした!

レポーターは陶芸をしたことのない素人・モリでした!