今回は小物成形場から、兜3号サイズの成形の様子をお伝えします!
「え、もう?」
はいもちろん!焼物は急にはできないのです。
![パーツがスタンバイ。これから兜の吹返しになります。](https://www.meizan.info/wp-content/uploads/2015/02/DSC_0924-300x225.jpg)
パーツがスタンバイ。これから兜の吹返しになります。
![こちらはベースの部分。](https://www.meizan.info/wp-content/uploads/2015/02/DSC_0926-300x225.jpg)
こちらは鉢の部分。
まずは吹返しと鉢の形を整えます。
カーブを付けて位置を確認し、いよいよ、
![形を整えた吹返し(左手)をドベ※でくっつけます。](https://www.meizan.info/wp-content/uploads/2015/02/DSC_0929--300x225.jpg)
吹返し(左手)をドベ※でくっつけます。
※ドベ:粘土のパーツとパーツをくっつける泥。接着剤の役割をはたします。
![吹返しに細工を入れます。](https://www.meizan.info/wp-content/uploads/2015/02/DSC_0936--300x224.jpg)
吹返しに細工を入れます。
前立てを左右対称に据え付け、こちらもドベで固定。
![泥化粧を施します。](https://www.meizan.info/wp-content/uploads/2015/02/DSC_0939--300x225.jpg)
泥化粧を施します。
「もう撮られることには慣れた」
と、てきぱき作業を進めるのはハヤシダさん。
慣れたどころか、撮りやすいように傾けてくださるほど。ありがとうございます!
見せていただいていると本当に手際が良いのです。
例えば、写真4枚目。吹返しに細工を入れるときには左手で鉢をきっちり支える。
そのあとに前立てを付ける。
もしもこの工程を逆にしたらきれいに細工ができないわけで、
そういった手順・段取りが「職人技」を支えているのだなぁと感じ入ります。
以上、小物成形場からレポートでした!
レポーターは陶芸をしたことのない素人・モリでした!