明山窯ブログ

2015.07.13
工場レポート【窯詰】

じっとり蒸し暑い窯場を伺うと、ちょうど窯詰めの最中でした。

 

左奥、棚組された前へレールを動かしています。

左奥、棚組された前へレールを動かしています。

 

棚組された台車をレールへ。

棚組された台車をレールへ。

(上段に傘立て、下段には食器・花瓶etc.がびっしり。とても重たい)

 

窯との隙間を目測確認

窯との隙間を目測確認

 

レールから窯へ。ぐぐぐぐぐ……

レールから窯へ。ぐぐぐぐぐ……

びしっと収まりました!

 

画像の「シャトル式 ガス窯」は、明山窯はもちろん信楽町内の焼屋さんで1970年頃から普及したタイプです。

画期的なのがその「台車」。

それまでは窯の中に潜ってやらなければならなかった窯詰め・窯出しが、外でできるようになったのです。

これにより、安全性・効率性が格段に上がりました。

しかも明山窯にあるタイプは台車が2台あり、一方を焚いている間にもう一方を棚組できます。

はじめて工場に導入したときの感激は、さぞ大きかっただろうと思います……!

 

蓋を閉めます。

蓋を閉めます。

 

これからの時期、どこよりも暑い窯場からレポートでした!

レポーターはモリでした。

 

窯にはこんな焼物が乗っていました >>つくばい・水鉢・傘立て|信楽焼明山窯webshop和楽